鳥が運んでくる、植物との出会いについて
鳥が運んでくる、植物との出会いについて
いろいろな植物が勝手に生えてくる我が家です。
クチナシとの出会い
草取りをしていると、小さい苗が生えているのに気付きました。お茶の木の葉に似ていて、黄緑でツヤツヤしていました。
以前、自分で育てたお茶の木から採れた葉で、お茶が飲めるといいなとあこがれたので、育ててみようと考えました。
その苗は急成長し、初夏、一重の白いきれいな花を咲かせました。花は甘い香りがして、「クチナシだ」とわかりました。花が咲いた後、オレンジの長細い実をつけました。
その後、毎年のように花を咲かせていますが、とても美味しいのか、葉に虫がついて、ほとんど食べられていることも多いです。割り箸で虫取りが日課になっています。
キンカン(金柑)との出会い
葉っぱが特徴的な植物が生えてきました。濃い緑でツヤツヤした葉で、途中、くびれのような切れ目がありました。
直感で「柑橘類だ!」と思い、散歩中に近所の家の植物を横目で見ながら、似ている葉っぱがないか、柑橘類の中の何か、種類を知りたいと思い、探していました。
よく見かける柑橘類は、キンカン(金柑)でした。今、成長中ですので、実がなるのを楽しみにしています。
ナンテン(南天)との出会い
今、二株もあるのがナンテン(南天)です。この苗は、葉の形ですぐにナンテンと気付きました。
一株目は高さ約160cm程になっています。ナンテンも成長が早く、毎年、実をつけます。
二株目はまだ10cm程です。同じ種類のナンテンかどうかはわかりませんが、葉の形はそっくりです。
桑の木(マルベリー)との出会い
草取り中に、また、草とは違う葉の形に気付きました。何の苗なのかわからず、育ててみました。
すると、つぶつぶした緑の実がなり、熟すると黒っぽくなりました。そこで、桑の実だとわかりました。
桑の木も成長が早く、あっという間に大きくなりました。桑の実が熟すると、鳥に食べられてすぐなくなります。
鳥が運んでくる出会い
私の家庭菜園は、プランター栽培ですので、鳥が落とした実や種(タネ)を受け入れる土地は小さいです。
その中、実や種(タネ)が私のプランター内に落ち、発芽し、途中で枯れることなく成長した偶然が重なって、私と出会う。
私はその植物が何なのか必死に調べ、名前がわかったときには、運命の出会いようで感動します。
生活の中で、このような小さな奇跡があるのも楽しいです。