梅しごと、ゆずしごと、金柑しごと、レモンしごとについて
梅しごと、ゆずしごと、金柑しごと、レモンしごとについて
梅しごと、あこがれますが、行動できていません。
〜しごととは
梅しごと、ゆずしごと、金柑しごと、レモンしごととは、梅、ゆず、金柑、レモンが採れる時期に、その保存食を作ることです。
自家製の梅干しや梅酒、ゆずごしょう、金柑ジャム、塩レモンなどがあげられます。洗ったり、ヘタや汚れを取ったり、干したり、塩漬けにしたり、砂糖と酒に漬けたりと方法はさまざまです。
梅しごとについて
梅干しは今は食べれますが、小さい頃は苦手でした。
初夏、梅がたくさん採れると、祖母が梅しごとを始めていたことを思い出します。梅干しを作っていました。赤しその葉を塩と揉むと、鮮やかなパッションピンクのような水分が出て、「これが梅干しの色になるんだ」と驚いたものです。また、大量の塩を袋ごと準備していました。できた梅干しは保存食というだけあって、とても塩辛く、酸っぱいものでした。
梅干し以外、梅シロップを作ることができると知った時は、梅ジュースにしたら私も飲めるかもとワクワクしました。
梅が出回る時期になると、「梅シロップを今年こそはチャレンジするか、しないか」といつも悩んでいます。
ゆずしごとの思い出
もう一人の祖母は、ゆずごしょうを毎年、仕込んでいました。ゆず(緑色の青いゆず)の収穫時期と、こしょう(青唐辛子)の収穫時期が少しずれていたため、「今回はここまで」と作業を中断していたことを思い出します。できたゆずごしょうは、子どもの頃の私には食べることができない、大人の味でした。
金柑しごと
金柑ジャムづくりは、最近、父がハマってるしごとです。庭に植えている金柑の実が大量に採れるようで、母はパンに添えるジャムとして、父は金柑ジャムを酒で割って利用してます。お手伝いしたこともありますが、小さい実から一つ一つタネを取るのは大変でした。できたジャムを冷凍して、少しずついただいています。
レモンしごと
塩レモン、ここ数年で広まりましたね。レモンを切って塩につけて熟成させたもので、肉料理や鍋に入れて使えます。長く漬け込むほど酸味が和らぎ、まろやかになるようです。梅やゆず、金柑とは少し変わっていて、塩レモンは調味料として使います。海外では、塩レモンのレシピが約200年程前からあったようなので、その家庭、独自の使い方がいろいろとありそうですね。
そのほかとしては、らっきょう漬け、ぬか漬け、味噌づくりなど、〜しごとと呼べるものがまだまだありそうです。
果実が採れる季節ごとに、〜しごとができる生活は、人生が豊かになったような、尊敬する生活です。